シェフのチキンの発売
私は、フランス料理一筋、京都と東京のフレンチレストランで、8年の修業を重ね、2024年に
「シェフのチキン」を立ち上げました。
当初、周りからは、
「フランス料理人なのに、サラダチキン?」
「技術と知識の無駄遣い」
「自分のお店を持たないの?」
よく言われました。
僕が、シェフのチキンを始めた理由は、
皆さまと同じく健康管理は徹底しており、
ジムに通い始めて8年。
この8年、インフルエンザにも、あのコロナにも感染しない強いカラダをつくることができました。
それは、健康にいい食事を続けてきたからです。
ならば、多くの方々に自分の食事を伝えたい。
その想いから、シェフのチキンを立ち上げました。
発売当初は全く売れず、
どうしたら買ってもらえるかを必死に考え、
思いつくことを片っ端から行動しました。
1ヵ月で1万枚のビラをポスティングしたり、
友だちにラインをして宣伝してもらったり、
中々うまくいかず、
「もうやめよ」と正直思いました。
しかし、ある一人のお客様から
「毎月買いたい。定期便はありますか?」
思ってもいなかったことが起き、
「もちろん可能です!」と即答しました。
あのときの感動はいまだに忘れません。
そこから少しずつ、購入数も増え、
直接お手紙をいただくこともありました。
応援してくれる人がいるなら
「がんばろう」
お客様から応援していただき、今の自分があるといっても、過言ではないです。
これからも、多くの方々の、健康を支えていける商品づくりに励んでいきますので、
末永くよろしくお願いいたします。
CHEF 速水翔
料理人の仕事の幅を広げる
料理人は、朝から晩まで飲食店で働く。
給料が安い、休みが少ない。
周りから、よくは思われていないです。
しかし、料理人はもっと重宝されるべき職業だと思っています。
彼女にプロポーズするとき、大事な商談をするとき、接待をするとき、友だちの誕生日をお祝いするとき、どんなときも飲食店が利用されます。
そして、特別な日は、特別な料理が食べたい。
私たち料理人は特別な料理をつくれるんです。
そんな職業の人間が世間から、「ブラック」といわれていいのか。。。
中には、自分が楽しければそれでいいと思う人もいる。
そう感じるのは若いうちだけ。
人は歳をとると、家族をもったり、家を買ったりなどお金がたくさんかかってきます。
お客様に感謝される仕事なのに、ブラックと言われる。。。
でもこれはしょうがない部分でもあるんです。
日本の飲食店は安くて美味しい。
「こんなに美味しいのにこの値段?」
っていう店はたくさんあります。
オーナーも値段はあげたいはず。
でも値段をあげると、お客様は離れていく。
だから、安い物をたくさん売るしかない。
これは、日本の給料がなかなか上がらないのに対し、物価の上昇が原因でもあります。
この負のスパイラルは一生つづくかもしれない。
それにつれて、料理人の人口はどんどん少なくなるだけ。
ならば、料理人のステージを変える。
僕は、料理人を飲食店で働くという枠だけでなく、いろいろなステージで戦える環境を作りたいんです。
商品開発、飲食店プロデュース、EC販売など
でもまずは自分でできるかどうかを証明する必要がある。
だから、今は、オンラインサロン、飲食店プロデュース、シェフのチキンなど業態を増やして、実績づくりに励んでいます。
せめて自分の会社だけでも、料理人が実力を発揮できて満足できる会社にしたい。
世間から料理人はどうみられているのか
「朝早くて、夜遅い」
「給料が安い」
「殴られたり、蹴られたり」
それは30年前の話と言われています。
今は全く逆で、
料理人をしっかり育てるために、労働環境が整ってきています。体を壊してしまっては、お店に影響も出て、若者の未来を奪ってしまうかもしれないからです。
それに、働く人の数が減ってきています。
今、人が辞められたら困るという人も多いと思います。
ならば、若者の夢を叶えさせてあげるために、技術と知識を与え、最大限に活かしてあげること。
そもそも料理人の夢とは何か
「自分のお店を持つこと」
多くの料理人が独立を夢見て、この世界に飛び込みます。
しかし、独立を断念する人も多いんです。
なぜか
物価の高騰です。
家賃も食材費も、そして、人件費も上がり、自己資金だけでは独立が難しい時代になってきました。
では、なぜ料理人は独立したがるのか
「料理に没頭したい」
雇われのときは、なかなか厨房に入れず、洗い物や、接客で料理をさせてもらえない人も多いと思います。
実際に僕もそうでした。
ならば、料理人の新しい居場所をつくってあげたい。
その想いから、食品工場をつくったのです。
ここであれば、接客をすることもないので、料理に没頭できます。
シェフのチキンから始まり、いずれは、料理人だけで構成される、
「料理人しかいない食品工場」
を実現したいと思っております。
8時間労働で、週休二日制で、料理だけに集中できる。
接客が苦手な人もいると思います。
食品工場であれば、接客の技術や知識は必要ありません。
もう料理人がブラックと言われる時代は終わりです。
料理人が憧れの時代になるときです。
皆さんが、恋人と食事をするとき、大事な商談があるとき、頼るのは料理人です。
相手を喜ばせたいから、料理人に頼るのではないですか?
料理人はかっこよくてすごい仕事なんです。
僕は料理人が大好きです!